料金
周りが敵に見えるとき、どうしたら良いか|孤独や敵意を感じてしまう人へ
こんなお悩みありませんか?
「周りが敵に見えて信用できない」
「周りから否定されていると感じる」
「誰とも打ち解けられない」
周りの人たちに対して疑心暗鬼な状態でいることは、常に神経を使いますよね。
余計なところにエネルギーを消費してしまい、精神的な疲れやストレスで気分がドンと落ち込むこともあると思います。
やがて人付き合いが億劫に感じたり、そんな自分にさせる周りはみんな敵だ、と思うようになると、ますます孤独になっていってしまいます。
そんな状態で日々を過ごすのは辛いですよね。
では、周りが敵に見えるようになったら、どうしたら良いか? どう乗り越えたら良いのでしょうか?
なぜ周りを敵に見てしまうのか
なぜ、周りの人を敵みたいに扱ってしまうのでしょうか?
そこには様々な要因があります。
例えば人には集団に所属したいという欲求が根本にあります。
自分の意見が多人数派と同じだと安心しますが、少数派だと不安を感じた経験はありませんか?
集団でいることで危険や恐怖から守られるという安心感が得られるからです。
逆に孤独でいることは、不安や恐怖にさらされるリスクが高くなり気持ち的には落ち着けません。
なので本来は「周りの人たちとは友好的でいたいし、お互いに協力したい」と思うでしょう。
しかし、集団から外れ危険なゾーンに身を置くことになっても、周りを敵に見るということは周りが自分を精神的に不安定にさせると感じるからです。
周りの人から自分が攻撃されるかもという恐怖や警戒心を抱くからです。
周りが敵に見えてしまう人の特徴とは?
それでは「周りが敵に見える人」はどんな特徴を持っているか解説していきます。
周りが敵に見える心理的な背景
まず、「周りが敵に見える」というのは、心理学でいう認知の偏りが関係していることが多いです。
認知の偏りとは、物事を自分の思い込みや先入観で捉えてしまう状態のこと。
例えば「誰も自分を助けてくれない」と思い込むと、たとえ親切にしてくれる人がいても「裏があるんじゃないか」と疑ってしまうことがあります。
同じ状況でも、捉え方によって解釈が大きく異なります。
認知の偏りを持っている人は次のように特徴的な思考パターンがあります。
1) 過剰な防衛心
「自分は攻撃される」と感じやすい人は、相手の些細な言葉や行動に対して過剰に反応します。
例えば仕事でミスをした時、上司から注意を受けることはあると思いますが、ちょっとした注意でも過剰に反応して、それを”攻撃”と捉えてしまう傾向があります。
攻撃されていると捉えてしまうことで、「自分は悪くない、〇〇のせいだ」と自己防衛に入り周りの責任にして、自分を守ろうとする心理が働きます。
そうなることで周りから何か言われる度に、その人のことを敵とみなしてしまうのです。
2) 他人の意図を悪く解釈する
相手が褒めてくれたとしても、「どうせお世辞だろう」と疑ったり、親切にされても「利用されるかもしれない」と感じたりします。
これは、自己肯定感の低さや過去にそういった経験があると素直に受け取れなくなっている場合があります。
相手に対して疑心暗鬼になって、常に疑っていると相手に心も開けません。そんな相手を味方だとは思えなくなってしまい、敵に見てしまうのです。
3) 人との距離を置きがち
上記のような思いを持つと、周りを信じられなくなり、なるべく人と関わらないようになっていきます。
結果として孤独になっていき、やがて「誰も助けてくれない」と一方的な思いを持つようになっていきます。
優しくない、薄情な人たちだと感じることで、余計に距離をとり関わらなくなっていき、周りを敵に思うようになってしまいます。
なぜこのような認知の偏りになるのか?
上記のような特徴を持つ人には、いくつかの心理的な背景が考えられます。
1) トラウマや過去の経験
過去に他人から傷つけられた経験があると、「また同じ目に遭うかもしれない」という防衛本能が働きます。これが、無意識のうちに周りを敵と見なしてしまう原因になります。
例えば、犬に噛まれた経験がある人が、次に犬を見たときに「また噛まれるかも」と感じて苦手意識を持ってしまうのと似ています。
そうした過去の経験と今現在のことの区別ができないと、同じ目に遭うという危機感を持ってしまうため偏った思い込みをしてしまうのです。
2) 自分に自信がない
過去の苦い経験やトラウマは自信を奪っていきます。自信がなくなると「周りの人は自分をどう思っているんだろう」と周りの目や評価を過剰に気にしてしまいます。
そして、少しでも否定的な反応があると、それを大きく受け取り「やっぱり嫌われているんだ」と思いこんでしまうのです。
嫌われていると思うとますます自信もなくなっていき、何を言われても否定的になっていくと、偏よった捉え方になってしまうのです。
改善するためのヒント
周りを敵に見てしまう人の特徴とその原因を解説してきましたが、周りを敵に見ることで自分自身を苦しめてしまいます。
周りに対しての思い込み、認知の偏りを無くしていくことが改善のポイントになっていきます。
ここからは改善するためのいくつかの具体的な方法を紹介します。
1) 小さな信頼を積み重ねる
まずは身近な人と、少しずつ信頼関係を築くことを意識しましょう。
約束をしっかりと守ってくれた、「ありがとう」と言ってくれたなど、相手を信頼できそうなことを見つける小さな成功体験を増やすことが大切です。
成功体験を増やすことで、相手に対して大丈夫なんだという安心感を持つことができるようになり、やがて敵と見ることはなくなっていくでしょう。
2) 自分の思考を見直す練習
「本当に相手は敵なのか?」と冷静に考える癖をつけましょう。
これは認知行動療法という心理療法の考え方を取り入れた方法です。
さらに相手を敵だと思う理由と敵ではないかもしれない理由を紙に書き出してみましょう。事実と違う自分のただの思い込みだったということに気づきやすくなります。
これを繰り返していくことで、人に対して正しい判断ができるようになっていきます。
周りが敵では無いと感じられるようになれば、心身の負担も軽くなっていくはずです。
3) 周りの助けを借りる
周りに相談することで捉え方の視点を広げることができます。
客観的な意見をもらうことで自分の思い込みなのかどうかが分かってきます。
苦しみや悩みがある時は信頼できる人に相談してみましょう。
相談ができる=味方、を見つけることで精神的にもかなり負担が軽くなるはずです。
周りが敵に見えて、信頼できる人がいない人はカウンセリングを利用してみるのもおすすめです。
5. まとめ
不安や恐怖心など、何か脅威を感じた時に自分を守ろうとするのは自然なことですが、メンタルが弱っていると自分を守ろうとする思考が過剰に働いて、様々な物を脅威に感じてしまいます。
元気な時は大丈夫でも、気持ちが落ち込んでいたり、落ち込んだ気持ちをなかなか立て直せないでいると、些細なことでも自分を嫌っているのではないかと捉えてしまいます。
例えば何気ない会話でも言い方がとても冷たく感じたり、人の視線が鋭く感じたりしてしまうになります。そんな相手から自分を守ろうと距離をとったり、避けようとする中で次第に周りが敵に見えてしまうのです。
「周りが敵に見える人」は、過去の経験や自己肯定感の低さなど、さまざまな心理的な要因によってそのような考えに陥りやすくなります。
しかし、少しずつ自分の思考パターンに気づき、小さな信頼を積み重ねることで、その思い込みを変えることが可能です。
まずは、自分や他人を信じる小さな一歩から始めてみましょう。
また、こうした思い込みによる悩みは一人で抱え込むのではなく人に相談してアドバイスをもらいましょう。
またカウンセリングなど、プロに相談して意見をもらうのも非常に効果的です。
きっと早期に解決につながっていくはずです。
岐阜県 中濃地区から皆様お越しになっています
関市、美濃市、美濃加茂市、可児市、郡上市、白川町など
各務原市 中心部からのアクセス情報
各務原中心部からは
お車でも、公共交通機関でもアクセス便利な
岐阜 各務原相談室がオススメです。
岐阜各務原相談室
岐阜県各務原市蘇原柿沢町3-5-1
アトリエシャンティビル 2階
お車でお越しの方へ
東海北陸自動車道 岐阜各務原ICから車で約15分
※お車6台を隣接して停められる駐車場があります。
最大15台停められます。
建物の裏手にあります。
美濃市から車で約20分
岐阜市から車で約20分
大垣市から車で約50分
多治見市から車で約50分
☆各務原イオンから車で8分
電車・バスでお越しの方へ
☆JR高山線 蘇原駅から徒歩約13分
☆名鉄各務原線 六軒駅から徒歩10分
名鉄名古屋駅から名鉄岐阜駅で乗り換え、
名鉄各務原線で 六軒駅下車
☆名鉄岐阜駅から約20分
Google Map