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心の壁を壊したい人へ 心の距離を縮める方法
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無意識のうちに「心の壁」を作ってしまい、そのせいで対人関係が上手くいかないといったことはありませんか?
「心の壁」を作ってしまう人は、本心を出すことができずコミュニケーションにストレスを抱えてしまいがちです。
そのため人間関係が億劫になったり、しんどさを感じるなど悩みを抱える方も多いでしょう。
心の壁を無くして、ありのままの素直な自分でコミュニケーションするためにはどうしたら良いでしょう?
心の壁を作ってしまう人の特徴や原因、取り除くための方法を紹介します。
心の壁を作ってしまう人の特徴
心の壁を作ってしまう人にはどんな特徴があるのでしょうか?
性格や言動を探ってみましょう。
あなたにも当てはまるところはあるでしょうか?
①自由という言葉が好き
心の壁を作る人は自由という言葉をよく使います。
誰しも人に束縛されるのは嫌だとは思いますが、人といることで自分の時間が無くなる、自分のやりたいことができなくなるというように、人といることで自分の自由が奪われるという脅迫観念が働いてしまうのが特徴です。
②一人で行動するのが好き
人と心の距離があるため、誰かといると気を使ったり常に緊張状態になって気疲れしてしまうため、一人で行動するのが好きです。
人と深く関わることが苦手なので、浅い関係を作ることは大丈夫ですが、親密な関係を作ることを避けるのが特徴です。
③プライベートな話をあまりしない
心の壁を作る人は、自分の本心や、プライベートなことは人にはあまり話しません。
プライベートを話すということは、自分をさらけ出すということと捉えています。
自分を知られることは弱みを見せるような感覚になってしまうのが特徴です。
④深刻な話を避ける
相手から深刻な話や、相談事をされると相手との心の距離が縮まると感じて、強い不安感が出てきます。心の壁を作る人は、人に踏み込まれることに対して不安を感じているので、自分の心にも踏み入れられるのを避けようとします。そのため深刻な話題になると席を外したり、その場を離れようとします。
⑤感情を表に出さない
自分をさらけ出すことや、あまり人に自分を深掘りされたくないため、人に対して感情を表に出さず、喜怒哀楽を人に見せません。
いつも冷静で、淡々と一歩引いているような状態でいることで、人をあまり寄せ付けないようにしたり、必要以上に親密にならないようにしているのが特徴です。
⑥人と目をあわせない
心の壁を作る人は人に踏み込まれたくないので、人を避ける行動をとります。
目をそらすのもその行動のひとつ。
目をそらすのは、心を見られそうな恐怖心が働いて、目を見ることが苦手だからと言えます。
また目をそらすことで人と距離を保とうとしています。
では心に壁を作ってしまう人はどんな性格なのでしょうか?
ここからはその性格の特徴を見てみましょう。
①ドライな性格
割り切ったドライな性格の人は、心の壁を作りやすい人と言えます。
他人の心に深く入りこもうとはせず、感情移入や共感することも少なく、冷たい印象を与えます。またドライでいることで、人に踏み込まれにくくして、余計な干渉を避けようとします。
②疑り深い性格
心の壁を作る人は、人に裏切られる、騙されるといった過去などトラウマを抱えていることがあります。
そうした自分が傷ついた経験があると、人に対して身構えたり、自分を守ろうと相手を疑ってかかり、信用しなくなります。
そうやって心に壁を作るのです。
それが知り合いや友達であっても、大丈夫だとは思えず、相手の様子を注意深く観察したり、細心の注意を払って人付き合いをしているのです。
③自分を正当化する性格
心に壁があるということは、人から自分の心を守ろうとする意識が強いと言えます。自分を守るためには、自分を正当化する言い訳が多くなります。
たとえ自分に非があったとしても、「自分のせいじゃない」「自分は悪くない」と被害者になることで、周りからは同情や心配されるなど、周りを味方につけやすくなります。
そうすることで、心を軽くして守ろうとします。
④自意識が高い性格
自意識が高い人も、心の壁を作りやすいと言えます。
自意識が高い人は、周りからの視線を常に気にしています。自分がどう見られているのかが気になるのです。
自分を良く見せるため、自分の弱いところを人に悟られないように行動します。
人との距離を保っていれば自分が弱いと感じているところを人に見られなくて済むため、心に壁を作り、表面的な付き合いを好みます。
⑤人に貸しを作る性格
自分を守りたいと思っている人は、人と距離をとる他に、人より自分を優位に立たせようとします。自分が相手より下になってしまうと自分を守れないと不安になるからです。
どうやって自分を優位に立たせるか、人に貸しを作るのです。自分はあの人に貸しがあると思うことで、心理的に人より優位に立ちやすくなります。
逆に借りができてしまうと、相手に借りがあるというのが心にずっとあるので、借りがある相手には引け目を感じたりして、不安な思いが出てしまうのです。
そうならないために貸しを作り心に余裕を持たせたいのです。
心の壁を作ってしまう人の心理
では何故、心の壁を作ってしまうのでしょうか?そこにはどんな心理が働くのでしょうか?その心理を見てみましょう。
①他人に踏み込まれるのが怖い
人は仲良くなるにつれ、お互いに心の距離が縮まり、相手のことを深く知るようになります。
それでもある一定の距離感が保てるような相手なら大丈夫なのですが、慣れ慣れしい人になると、どんどん踏み込まれるのではないかという恐怖感が働きます。
そうした心に警戒心が出てくると、これ以上踏み込まれたくないという思いから、相手を拒絶したり、攻撃的な態度にでるなど、心に壁を作り守ろうとします。
②自分の自由が奪われる感覚になる
人から食事に誘われたり、遊びに誘われたりするのは嬉しいことですが、心の壁を作ってしまう人は、そうした誘いを窮屈に感じたり、そのせいで自分の自由が奪われてしまうという感覚に捉われてしまいます。
誘われることが億劫に感じたりすると、予定を聞かれるだけで過剰に受け取って警戒したりしてしまうので、気疲れもしてしまいます。
そのため、心の壁を作りあまり誘われないような関係を保とうとします。
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③人を信用していない
上記のような不安な気持ちや恐怖心は、人を信用していないところから来ています。
人を信用できなくなるような経験をしてしまうと、人と深く付き合うとか親密になろうという気持ちが湧かないので、心の壁をつくり距離をとろうとするのです。
こうした極端な恐怖は、他者を信用していないから生まれるものです。
④傷つきたくない
自分を守ろうとするのは、その根底には傷つきたくないという思いがあるからです。
人と関わることで危害を加えられたり、心が傷ついてしまわないように人と距離をとります。他人のちょっとした言動が気になったり、傷ついたことをいつまでも引きずったりするのが自分でも嫌になってしまうので、深い関係を避けようとします。
心の壁は自分を守るための壁なのです。
自分の心の壁を壊す方法
心の壁に壁を作ってしまうその原因を紹介してきましたが、心に壁がある状態では普段の生活でも生きづらさを感じることもあると思います。
また心の壁をとりたいというのは本音でも感じていると思います。
どうしたら心の壁を壊すことができるのか、その方法を4つ紹介します。
①自分の感情に向き合う
心の壁を作る人は、人にだけでなく自分にも壁を作っている傾向があります。
そのため自分の感情にも壁を作り自分の感情に対して何を感じているのかが分かりにくくなるということがあります。
しかし、心の壁を壊して人間関係を築くためには、自分の感情を知るのはとても大切です。
自分が感じていること、思うこと、心に芽生えた衝動など、じっくり感じてみてください。
あえてそこを見ないようにしたり、感情を押さえたりしていませんか?
怒っていることでも不安に感じていることでも、自分が感じていることを素直に受け止める、そこに向き合うことで自分の感情が知れるようになります。そうすることで徐々に心の壁を取り除いていくことができます。
②思っていることを吐き出す
自分の感情や本心に向き合えたら、それを外へ出すようにしていきます。
まずは話しやすい人からで大丈夫です。自分が安心して話せる人、否定しないで受け入れてくれる人に素直な気持ちを話してみましょう。
話してみることで大丈夫なんだという感覚を身に付けましょう。
もし人に話しにくいような内容であれば、紙に書き出しても大丈夫です。自分の感情や本音を外に出すことで、心の壁を作らず自己開示をする練習になります。
ありのままの自分を意識して自己開示してみましょう。
③人の目を気にしない
心の壁を作ってしまう人は、人の目を気にしてしまいます。
自分がどう思われているのか、自分が見てほしい自分を演じて気を張っています。
そうやって人の目を気にして自分をつくっている状態では心の壁を壊すことはできず、自分の心も開放することができません。
人の目は気にするなと言われても急には難しいかもしれませんが、捉え方次第で気にしなくすることができます。
自分自身が思うほど、周りは自分のことを気にしていません。人の目を気にしているのではなく自分が自分を気にしているだけなので、今の自分を受け入れるように意識して、人の目は忘れましょう。
④自分を肯定的に捉える
心の壁を作ってしまう人は、自分の感情やこうしたい、ああしたいなど自分がやりたい事にふたをしています。
そうした自分の感情に素直になることで、心の壁を壊しやすくなるし、そもそも壁を作らなくなっていきます。
そのためには、ありのままの自分を肯定的に捉えましょう。自分に対して否定的な感情を抱いたままでは、相手もきっとそう思っているだろうという気持ちになってしまいます。
それでは自分の気持ちを出すことはできないし心の壁を壊すことも難しくなってしまいます。
自分は自分と割り切って、自分の意見を言ったり、感情を出したり、やりたいことを素直にやることで、またそんな自分を肯定的に捉えやすくなっていきます。
心の壁を壊す方法を4つ紹介しました。
心の壁を壊したいと思っても、いざ行動に起こすことが難しいと感じることもあるでしょう。
一度にあれもこれもやろうとはせず、また一度に大きな成果を求めようとはせず、諦めずトライしていくことが大切です。
まずは心の壁を壊そうという気持ちが大切。
少しずつできるところから始めてみましょう。
心の壁を壊すことで生活が楽しくなる
心の壁をつくることで、自分を守ってきた人にとっては、その壁を壊すことはとても勇気がいることだと思います。
しかしその心の壁がなくなったことでのメリットは、
例えば、
・人間関係が築きやすくなる
・気疲れがなくなる
・ストレスが減る
・人との関わりが楽しくなる
・人生が生きやすくなる
といったところが挙げられます。
心の壁を作ってしまう人も、その壁を壊したいと思う欲望はあると思いますが、ひとりでは壊すことが難しい現状もあるでしょう。
そういう時でも悩みを素直に相談するといった自己開示が大事になります。
早期な解決を望むのであれば、プロのカウンセリングを頼るのが良いでしょう。
理由としては、自己開示に慣れていない場合、「どう話していいのか分からない」、「相談するのが恥ずかしい」、「何を言われるのか不安」と悩みを相談する前に色々不安がでて相談しずらい場合があります。
プロのカウンセラーであれば、話したいことを自然と引き出してくれたり、悩み解決のプロに相談することで胸を借りる思いで素直に相談することができたり、的確なアドバイスがもらえたり、相談に慣れていない人でも相談しやすさがあります。
シャンティお悩み相談室では、心の壁を壊すための知識を持ったカウンセラーがあなたの悩みに真摯に向き合ってくれます。
真摯に向き合ってくれる人がいることの心強さはとても安心感があり、生きづらさを解消してくれるでしょう。
生きづらさを無くし楽しい生活にしていくために、早めに相談することをお勧めします。
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