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もし、あなたのお子さんが学校でいじめに苦しんでいて、それを担任の先生に相談したのに「そういうことはありません」と一蹴されてしまったとしたら、どれほどの不安と怒りを感じるでしょうか。
今回は、実際に保護者であるあなたができることを4つのステップに分けて詳しくお伝えします。
まずはじめに知っておくべきは、「学校は基本的にいじめと認める事は少ない」という現実です。
これは一部の教員や管理職に限った話ではなく、学校という組織全体の性質として捉えるべきです。
担任の先生がいじめを軽視するような対応を取るのは、単に教員が冷たいからとは限りません。
実際には生徒が教員にばれないように対策をしていたり、教員がいじめを見つけてもどう対処すれば良いのかをわからず、経験もノウハウもないまま困り果てていることも少なくありません。
見て見ぬふりをしているというよりは、「どうすればいいか分からないので、関わりたくない」と感じている時もあります。
校長先生がいじめを認めようとしない背景には、もっと明確な理由があります。
いじめがあると認めてしまうと、学校に問題があると教育委員会からに評価されてしまうからです。
そのため、明確な証拠がなければ「何も問題はありません」と言い、嵐が過ぎ去るのを待つような対応を取りがちなのです。
では、どのように対応したらよいのでしょうか?
4つのステップで説明します。
まずはじめに取り組むべきは、いじめがどのように行われているのかを具体的に把握することです。
学校に相談する前に、ある程度の情報を自分たちで収集しておくことが非常に大切になります。
多くのいじめには、始まりとなる“きっかけ”があります。
部活動やクラス内の序列、ささいな失敗やコミュニケーションのすれ違いからくる誤解、些細なきっかけから陰湿な行為へと発展していることもあります。
原因が分かれば、解決策も見えやすくなります。
暴力だけでなく、無視、私物の破損、SNS上での誹謗中傷など、いじめにも様々な形があります。
これらを日々聞き取りながら、ノートやメモに残しておきましょう。
口頭での相談だけでは、どうしても「言った言わない」の水掛け論になってしまいます。
学校側が「そのような事実は確認できない」と、言われたときの為にも明確な証拠を準備する必要があります。
いじめについて対応してもらうためには文書を用意し学校側に対応を求めることが効果的です。
いじめに関する事実と、それに対する学校の対応を明文化して求める書類です。
要望書の内容は具体的かつ客観的に判断できる事柄をまとめる必要があります。
学校が対応しやすいように、学校側へ責任を丸投げするのではなく、「一緒に解決していきたい」という姿勢を示すことも大切です。
また、要望書を作成するためにはしっかりとした証拠を集めることも重要です。
そのためにもしっかりとしたコミュニケーションを取ることも大切です。
無理なやり方での証拠集めはトラブルを招いたり、お子さんをかえって傷つける可能性もあります。
まずは、お子さんの聞き取りから始めましょう。
このときに大切になるポイントが2つあります。
お子さん本人はいじめに合いつらい思いをしています。
しかし、ここで大切なのはお子さんが話している事よりも実際に起こっている事実を確認をすることです。
いじめに合ってしまうと何でも無いことでもいじめと関連づけてしまったり、事実とは異なるのに思い込んでしまう事は良くある話です。
また、ご両親の立場ではどうしても我が子の話すことは正しいと思いたくなるものですが、万が一誤ったことを正しいと思い込んでしまうと逆にトラブルを生んでしまいます。
何が正しくて何が間違っているかを客観的に正しく聴きとる必要があります。
お子さんの話すことを客観的に聴きとることは大切です。
しかし、客観的に聴きとろうとするがために事柄だけを聞き取ろうとして尋問しているように話す事はよくないです。
お子さんはいじめにあってつらい状況です。
しっかりお子さんに寄り添ったコミュニケーションを取る事も大切です。
傷つけることなくコミュニケーションを取る事が大切です。
この2点を両立させることが大切です。
一見相反している2点ですが、これらを両立させるようなコミュニケーション能力が重要になります。
これらを踏まえて証拠集めをすることをお勧めします。
証拠集めには言葉によるいじめや音の発生を録音する事や、お子さんに日記形式で、「誰が」「何を」「いつ」「どこで」行ったかを短くても良いので書いてもらう事が有効です。
継続的に記録を残すことで、被害の頻度や傾向が明らかになります。
いざ学校との面談の場に立つと、感情的になりすぎてしまいがちです。
しかし、建設的な対話をするためには冷静さが必要不可欠です。
校長や担任の態度が前向きでなかったとしても、しっかりコミュニケーションを取る事と
ちゃんとした証拠があれば学校側も真摯に対応してくれます。
逆に証拠がない状態でただ抗議するだけでは、うまく物事が進まないでしょう。
学校が対応を渋る場合や自分自身ではどうにもならないと感じたときは、第三者への相談も視野に入れましょう。
第三者からの意見を取り入れることによって、自分では気づかなかった事に気づかされたり思わぬ解決策が浮かんだりします。
身内ではなく無関係な第三者の意見の為、客観的な意見を得られます。
子どもがいじめで苦しむ姿を見るのは、本当につらいものです。
しかし、親があきらめずに行動することで、必ず状況は変わっていきます。
学校が動かないのであれば、動かすためにコミュニケーションを用いて行動をしましょう。
先生は本来、子どもの味方です。
うまく協力関係を築ければ、頼れる存在にもなります。
いじめは、子ども一人で戦わせてはいけない問題です。
親と学校、そして必要に応じて第三者が連携しながら、子どもを守ることこそが最優先事項なのです。
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