大人が泣くのはダメ？人前で泣かない方６つの方法｜ネガティブ思考を解消

大人になってから、人前で泣いてしまったことはありますか？

「理不尽なことを言われ人前で泣いてしまった」

「婚活が上手くいかなくて感情的になった」

「大切にしていた人が亡くなって忘れられない」

人間は感情の生き物。気持ちが高まると涙が出ます。

不意打ちのように突然辛いことがあると、思いがけず人前で泣く人もいるでしょう。

人前で泣くのをみてマイナスの印象で捉える人もいます。

「大人になったのに、泣くなんて情けない。」という人もいます。

人前で泣くのはダメなのでしょうか？

このブログでは、人前で泣くことでどんな影響があるか、

泣いてしまう原因とは何なのか、泣かない方法はどんなものがあるのか、

ネガティブマインドの解消方法などをお伝えします。

シャンティこころの相談室スタッフが執筆するBlogです）

人前で泣くことの影響

人前で泣くことは、多くの場合「弱さをさらけ出す行為」と捉えられるでしょう。

周りが優しい人ばかりなら「大丈夫だよ」「人間誰しもそんなときはあるよ」など励ましの言葉をもらえるでしょう。しかし、そんな人ばかりではありません。

「あいつは泣いて弱い人間だ」とか「子供っぽい」とか「感情をコントロールできない」と見てマイナスの評価をする人もいるでしょう。

なかには「あいつは弱いやつだ。今度仕事を押しつけてやろう」と弱さにつけ込んで来る人も出てくるでしょう。

泣くことで、周りに気を遣わせるという側面もあります。

「あの子はきつく言うと泣いてしまうから、言い過ぎないよう」と気を遣われます。

こうなると、強く言われることはなくなるかも知れませんが、

本音で付き合って貰えなくなり、指導してもらう機会を無くしてしまうことになります。

なので、人前で泣くことはなるべく控えた方が良いです。

ちなみに、上に書いたことはネガティブな出来事で泣いてしまうことについて言っています。ポジティブな出来事で涙することもあります。

「念願の目標をついに達成することができました！やった（号泣）」

「映画をみて、久しぶりに感動して、涙が出ました！」

全力で物事に取り組んだり、感動したりしても涙は出ます。

こういったポジティブな涙であれば、好印象を相手に与えることができます。

泣いてしまう原因

ネガティブな理由で泣くと周りにマイナスの印象を与えることが多いため、

なるべく泣かない方が良いのですが、そもそも泣いてしまう原因は何なのでしょうか。

その原因としては、いくつかあるので考えてみましょう。

ストレスを溜め込んでいる

ストレスが溜まりやすく、キャパを超えると人は周り構わず泣いてしまいます。

ストレスとは外部からの刺激によって身体に生じる反応のことを言います。

ストレスが溜まると気持ちが不安定になり、涙もろくなるものです。

人に言えずストレスを発散できないタイプの人は、人前であっても構わず泣いてしまうかもしれません。

ストレスは、主に人間関係のやり取りの中で抱えることが多いです。

人の悩みの９割は人間関係によるものとも言われており、人間関係を上手く立ち回ることが鍵であります。

自己評価が低くネガティブ思考

自己評価が低くネガティブ思考な人は、物事をマイナスに捉えて自己否定を始め、不安になって泣いてしまいます。

「仕事がうまくいかない」「人間関係がうまくいかない」といった問題があった場合、

すべて自分が悪いんだと自分を責めすぎてしまいます。

人は大きくネガティブ思考な人とポジティブ思考な人に別れます。

ネガティブ思考になってしまう要因としては、

• 自分が周りに貢献出来ていないと感じる
• 自分の周囲がネガティブな人ばかりで影響を受けた
• 人生において挫折をした経験がある

といったことが考えられます。

ネガティブ思考な人は、ネガティブ思考な人同志でグループをつくる傾向にあるので、

なかなかネガティブ思考の輪から抜け出すのが難しかったりします。

ネガティブ思考な自分を変えよう！と決断する必要があります。

感情移入しやすい

感情移入しやすい人は、人前で泣いてしまう傾向にあります。あなたの近くには、

ドラマや映画を見て、ボロボロ涙をながす人はいませんか。

そういう人は相手への共感性が高いです。人の心に寄り添えるという意味では良いのですが

感情のコントロールが難しく人前でもつい泣いてしまうという状況です。

人前で泣かない６つの方法

泣いてしまう原因を知ったところでが分かったところで、実際に泣かない方法について学んでいきましょう。

①深呼吸をして、気持ちを落ち着ける

深呼吸をすることで、昂った気持ちを落ち着けられます。

涙が出てくるような時というのは、気持ちが高ぶっている状態の時です。

そんなときは深呼吸をすると良いです。

目を閉じて、呼吸自体に意識を向けて下さい。鼻からゆっくりと息を吸い込み、口から吐き出します。

これを繰り返すことで、だんだんと気持ちが落ち着いてきます。

泣きそうな時は感情が高ぶっています。まずは深呼吸をして気持ちを落ち着けましょう。

ゆっくり深呼吸をして心が落ち着いてくると、あふれる涙もおさまるはずです。

瞑想をするように鼻からゆっくり深い息を吸い込み、口からゆっくりと吐き出しましょう。

呼吸に意識を集中させると感情をコントロールでき、次第に心が安定していきます。

②笑顔でいる／笑顔をつくる

笑顔でいる、笑顔をつくることで、泣いてしまうのを止める効果があります。

笑顔には自身の幸福感をあげ、ストレスを抑える効果があります。

笑顔でいると幸せな感情を感じることができるため、つくり笑顔でも効果があります！

気持ちが暗くなって沈んだ状態でいると、涙が出てくるものです。

辛い時こそ笑顔でいましょう。

③人前では泣かないと決意する

人は決意（コミット）を固めると、そのように行動する生き物です。

「人前では泣かない！」と決意すれば、泣きたい気持ちが出てきても抑えることができます。

「私は人前ではもう泣かない」

「泣くのは恥ずかしい、もうやめよう」

「泣くことで周りに悪影響が出る。ストップしよう」

あなたの決意の強さで、本当にやめれるか変わってきます。

決意が弱ければ、すぐに自分との約束を破って元通りになります。

④ストレスの発散方法をつくる

ストレスを溜め込んでいると、人前で涙がとまらなくなるかも知れません。

そのため、自分に合ったストレスの発散方法というのを持つと良いでしょう。

あなたは何をしたらストレスを発散できますか？

「自分の好きな美味しいものを食べる！」

「風呂に入って、リラックスする」

「カラオケを歌って発散する」

「好きなお店の好きな服を買う」

人それぞれ、発散方法は違うと思います。

何なら発散できるかなという鉄板を見つけると良いです。

そうすれば日々のストレスを発散して、溜め込むということがなくなります。

⑤自己肯定感を高める

自己肯定感が低い人はネガティブに物事を考えて気持ちが落ち込みやすいので、すぐに泣く原因になっています。

なので、自信をつけ自己肯定感を高めることが、泣かなくなる方法となります。

自己肯定感を高めるために必要なのは

「自分のことを良く知り、受け入れる」ということです。

自分はどんなことに喜び、怒り、哀しみ、楽しむのか、どんなことに不安や恐れ、

疲れや緊張感を感じるのかを書き出してみて下さい。自分を客観的にみることが出来るようになります。

まず、自分というものが良く分かっていないと、自分がどうしたいのか、どうしたら良かったのかが分からなくなり、

不安が止めどなく押し寄せてくるものです。

自分の状態を書き出してみるのは、とても有効な手段です。

あとはプロのカウンセラーからカウンセリングを受け、客観的にみてもらうのも良いでしょう。

自分の状態を書き出したとしても、どうしても、自分だけの視点でものごとを考えるので偏りが出てしまいます。

客観的に見るということがとても大切です。

そして、自分のことを良く知った上で、自分自身を肯定する、ということが必要です。

自分がこれまで出来たこと、成功したことを思い出して、自分が「価値ある存在」と思うことが大切です。

⑥嫌な出来事に動揺しない

嫌な出来事があったとしても真に受けて動揺しなければ泣くことを防げます。

人前で泣いてしまう人というのは、周りからの刺激に意図せず動揺してしまうからです。

普通の人なら動揺しないことも、動揺しやすい人は過敏に反応してしまいます。

あなたの苦手な人が、動揺させるようなことを言ってきても平然としているのが大切です。

何か嫌なことを言われても、真に受けすぎず聞き流すことが出来ると良いですね。

まとめ

人前で泣かない方法について書きあげましたが、如何だったでしょうか。

人前で泣いてしまう理由は人それぞれなので、どの理由が当てはまるかをよく自己分析してみて下さい。

ここに書いたことを実践することが出来れば、不意に嫌な出来事があったとしても、

突然泣いてしまうなんてことは無くなるでしょう。

笑顔をつくる、自己肯定感を高めるなど、ぜひ学んだことを実践みてください。

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また、相談する相手を選ぶことも大切です。自分の家族・友人に相談すると相手にすると、

その人との関係性から何かしらの先入観が入って、客観的なアドバイスが出来なかったりします。

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